レポート

2014-2015関西シクロクロス第10戦桂川緑地

2015年2月1日

朝目覚めた時、通りを走るクルマのくぐもった音が聞こえる。えっ?宿の窓は通りに面しておらず、1階に下りて玄関から外を見る。雪だ…色々な事が頭をよぎる。朝いちばんの試走はどうしよう…試走して洗車して、シューズを洗ってなどなど。身体はあまり冷やしたくない。土曜日試走時の疲労も抜けてない。そもそも、レースが終わって帰路につけるのは4時過ぎ…高速道路の通行止めがあれば月曜日の出勤に間に合わない可能性も。いやいや、ここまで来たのだからしっかり出走しよう。試走をスキップすればすむ話しじゃないか。レースは何があるのか分からないのだから。結果から言えばC2-18位。平凡な順位。苦手な泥の路面に悪戦苦闘。最後だけ良いリザルトなど望むべくもない事など百も承知なはずなのに色々な想いがこみ上げてくる。

この最終戦をもちまして、VC Fukuokaでのすべてのレースが終わりました。2月1日付でチームを離れる事になります。3年間、良い時も悪い時もありました。時には苦しいと思った事も。しかし、まれに美しい・素晴らしいと思える瞬間があったからこそロードレースを好きでいられます。
こんなサンデーレーサーに応援の言葉を掛けて下さった方々、チームの将来を語り合った代表の佐藤さん。切磋琢磨したチームメイト。皆さんありがとうございました。

後藤 孝太郎