レポート

2/8 GP ASPENDOSレースレポート ジェラールがプロ初優勝&ベンジャ3位&横塚10位でフィニッシュ

2025年2月9日

2025年2月8日にトルコで行われたGP ASPENDOSのレースレポートです。
UCIレースデビュー2戦目にしてジェラルド・レデスマが逃げ切り優勝で実力を発揮。後続のメイン集団のスプリント勝負ではベンジャが3位に、そして粘った横塚が10位に入り、UCIポイントを獲得。2/8時点で国内UCIランキングで最高順位となった。

レースは130kmの距離で、中盤の80kmまでは平坦基調、そこから標高600mまで厳しい斜度を含む2段階に分かれた山岳が設定されたプロフィール。
いずれも海外特有の荒い路面がところどころ現れ、日本のスムースな路面に慣れた選手たちを苦しめた。

天候にも恵まれたコンディションの中でレースはスタート。VC FUKUOKAはベンジャ、ジェラールをエースに据えて山岳まで機会を伺った。
細かいアップダウンを含んだ平坦区間では散発的なアタックによる逃げが生まれたものの、決定的なものにはならず、基本的に集団はひとつのまま。その間、横塚、向川、阿部、木村は路面の荒さと戦いつつ、エースのアシストや他チームのチェックなどのケアにあたり仕事をこなす。

やはりレースが動いたのは山岳が始まってから。10%を超えるのぼりに加え、狭く細かい砂利が混じる道によって大きな集団は一気にバラバラに。ここで向川、阿部がドロップ。有力選手らは前方でのぼりをこなし、ベンジャとジェラールはこのメイン集団の位置をキープ。
続く木村、横塚は後方で粘って山岳区間をクリア。そこで形成された10名ほどの第2集団に合流。ここは勢いのある追走と判断し、メイン集団にブリッジさせないコントロールの役割を2名が担う。

ここでジェラールが単独で先頭を逃げている情報が無線で入る。
この時点で45秒後ろに位置する6名のメイン集団にベンジャが留まり、ジェラールとのタイム差をコントロール。
山岳から高速のダウンヒルを終え、残り10kmは道も広く平坦な市街地のコース。
他チームのスプリンターが含まれたメイン集団のため、ベンジャがしっかりと仕事をこなし、ジェラールとのタイム差を1分まで広げながらゴールとなるアランヤの街に近づく。

水を得た魚のように最後まで踏み続けたジェラールはガッツポーズを繰り出し、ゴールラインを超えて優勝した。昨年までスペイン国内のクラブチームで活動し、2025年からチームへ加入。UCIレースデビュー2戦目でいきなりの勝利を掴んだ。
メイン集団はラスト2kmでアタックした1名の先行を許したが、残る5名でのスプリント勝負をベンジャが制して3位でフィニッシュ。
嬉しさがあふれる笑顔でポディウムに立った。

後続の第2集団を抑えていた横塚は、ラスト10kmで果敢に単独エスケープ。後ろから3名が追いついてきたものの、最終的に粘りの走りでUCIポイント圏内の10位でフィニッシュ。遠征中もコンディションの良さを見せており、アシストをこなしながら自身も活躍を見せる結果となった。
チームとしてはこのレースでUCIポイントを68ポイント獲得。現時点で国内UCIランキングでトップに。エースとアシスト、それぞれの動きが充分に機能したレースとなった。

 

🏁GP ASPENDOSリザルト

✅ ジェラルド・レデスマ 1位
✅ ベンジャミ・プラデス 3位
✅ 横塚 浩平 10位
✅ 木村 純気 24位
✅ 阿部  源 35位
✅ 向川 尚樹 DNF

 

レース後の選手コメント

ジェラルド・レデスマ

初めてプロとしての勝利を収めることができたこのレースは、チーム全体にとっても私個人にとっても特別なものです。
序盤はアタックが頻発していましたが、チームメンバー全員の働きのおかげで、登りの手前までいい位置をキープすることができました。
その後、ベンジャと私は先頭の小グループに残り、2つ目の登りで、ベンジャが良いタイミングでアタック。そこに次いで私が仕掛けたアタックが、結果的に勝利につながりました。これもベンジャがメイン集団のアタックを抑えてくれたおかげです。
チームは最終的に素晴らしいパフォーマンスを発揮して、トップ10に3人が入りました。これからのレースに向けて大きな自信となりました。

 

ベンジャミ・プラデス

序盤はアタックが多かったが、良い結果を出すために挑んだチームの選手たちは、他のチームメイトの働きのおかげで落ち着いて走ることができた。
山岳に入る前にムカとゲンが集団内での位置取り争いで存在感を示してくれ、スプリントに備えて体力を温存することができたし、ジェラールは最終的に独走で勝利できた。
ジェラールがプロとしてのキャリアで初めての勝利を得た上、トップ10にVC FUKUOKAの選手が3人入った結果にはとても満足している。
そして何よりチーム全体が良い雰囲気に包まれていることが気に入った。

 

横塚浩平

前半は集団が大きく割れる事の無いように逃げを選別して、登りに入ってからはひたすら先頭について行った。
序盤の急斜面の区間でギリギリまで粘った結果一気に遅れてしまったが、回復してからは我慢を続けて勝負集団の1つ後ろのグループで登りを終える事ができた。
下りを終えてからはアタックの打ち合いになったのでタイミングを見てラスト10キロから1人で抜け出し、残り3キロで後ろから3人合流し4人のスプリントで3番手でのゴールとなった。
チームとしては序盤のチームメイトの働きもあり終盤には先頭集団に2人乗り後続にも2人残す事ができ、最後は数的有利を活かして独走優勝する事ができたので、素晴らしい内容と結果だったと思っている。
個人的には自信の無いコースで比較的前方に残り10位に入れた事は自信にはなったものの、ゴール前の駆け引きには反省点が多くあった。
ただ、積極的にチャレンジをしたお陰で自身の最低限の結果と学びを得る事ができたので、その点は自分を評価したい。

 

木村純気

今回のレースは中盤の長い登りが勝負どころになるので、まずはそこまで大きな逃げを作らずにベンジャとジェラルドを送り込む事と、余力があればベンジャ達と登りをクリアして後半もアシストをする役割でした。
登り口までは最低限仕事は出来て脚がある状態で登りに入ったのですが、力不足で3分の1程で千切れてしまいました。それからはセカンドグループで前に追いつかない様に余りまわさずチェックをする動きでゴールしました。
チームとしては作戦通りジェラルドとベンジャの脚を使わせず登りに送り込めて、勝利をもたらしてくれて最高の形で終えれて良かったです。個人的な反省点は多々あり、現在のコンディションも把握出来たので次に活かせればと思います。

 

阿部源

今日は、登り坂に入るまで有力な逃げを許さず、チェックに入ることが自分の役割だった。登り坂に入る前には、向川さんとともに集団コントロールにも加わり、与えられた仕事をしっかりと果たすことができた。
チームメイトは優勝や上位入賞といった素晴らしい結果を残してくれた。
個人としては、さらに実力をつけ、任された仕事をこなしながらも、より上位を目指せる選手になっていきたい。

 

向川尚樹

ミーティング通り80km地点がゴールだと思いスタートした。
もう少し落ち着いたレースになると思っていたが、楽はさせてもらえなかった。
マークしていたチームをチェックし60km地点からは利害が一致するチームと集団をコントロールして登り区間へ突入し役目を終えた。
エース達が頑張ってくれて1位・3位・10位と素晴らしい結果を残してくれた。
引き続き協力し合って良いレースがしたい!

 

佐藤監督

VC FUKUOKAにとって歴史的な1日となりました。
ジェラール、ベンジャのワン・スリーに横塚も粘りの走りで10位でフィニッシュと、素晴らしい結果を残せたことを誇りに思います。

選手たちはそれぞれの役割に徹し、お互いをリスペクトしながら最大限のパフォーマンスを発揮してくれました。
この勝利は、個々の力だけでなく、チームワークで成し得たことだと思います。
そして、レースを支えてくれたスタッフの力なしには、この偉業を成し遂げることはできませんでした。
多くのトルコ人スタッフの協力を得て、私たちは自分たちだけでは成し得なかった勝利を掴むことができました。
遠方からのご声援も大きな力となりました。皆さんの応援が選手たちの背中を押してくれたことは間違いありません。本当にありがとうございました!

 

フォトギャラリー1

Photo: Yücel Çakıroğlu

 

フォトギャラリー2

株式会社グリーンクロス
株式会社直方建機
山田港運倉庫株式会社
ホテル四季靭公園

記事はまだありません。

グローカルホテル糸島
九州酸素株式会社
株式会社ひまわりコーポレーション
株式会社東京ダイヨー器械店
九州第一工業株式会社
MAVIC
パールイズミ
OGKカブト
XPLOVA
シュアラスター
株式会社コカジ
株式会社カーメイト
コーマ株式会社
ニッスイ SPORTS EPA
マイブラウン
Hauto
NPO法人育てよう未来のオリンピックメダリスト
おげんきカイロプラクティック
大名総合法律事務所
Cafe Mediumtempo
buychari
アルゴリズム グラフィクス
米ぬか酵素風呂 桧
PR TIMES
ジンジン福岡イワイ